
『お金の教養』を読んで|年収が上がっても生活が楽にならなかった“本当の理由”とは?
🪜 この本を手に取った理由
「お金に困らない人生を送りたい」
そう思いながらも、なぜか年収が上がっても生活が楽にならない。
そんな疑問をずっと抱えていた私にとって、『お金の教養』は、その謎を解いてくれる一冊でした。
著者・泉正人さんは、お金の知識と付き合い方=“教養”としての視点から、「なぜ日本人はお金について学ばないのか?」という根本に切り込んでいます。
これまでお金に関するセミナーやカウンセリングを行う中で感じていた違和感——それがこの本で明確に言語化されたように思えました。
✅ 要点のまとめ
- お金との付き合い方を「教養」として学ぶ重要性を説く
- 子供でも理解できるような平易な文章で、お金の基本を丁寧に解説
- 日本人の多くはお金について“学校でも家庭でも教わっていない”
- 年収が増えても生活が楽にならないのは「お金の使い方」の問題
- 大切なのは、収入よりも「支出管理」「投資感覚」「習慣」
👤 こんな人におすすめ
- お金の知識をゼロから学び直したいと思っている人
- 年収は上がっているのに生活が苦しいと感じる人
- 子供にも伝えられる“お金の基礎教養”を知りたい人
- お金に関わる仕事をしていて、初心者への指導に悩んでいる人
📝 感想と学び
私自身、お金に関わる仕事をしている中で、「なぜこんなにもお金に無知な人が多いのか?」という壁に何度もぶつかってきました。
そのたびに思うのは、自分自身も含めて、“お金の教養”を学ぶ機会がなかったという事実です。
『お金の教養』は、そんな私たちにとっての「入り口」になる一冊だと感じました。
特に心に残ったのは、“収入が上がっても生活は楽にならない”という現象の本質について。
私も年収400万円の時、「もっと稼げれば楽になる」と思っていました。
でも、600万円、800万円、1000万円と上がっても、生活が大きく変わった実感はなかった。
その理由がこの本にはしっかりと書かれていました。
収入ではなく、「お金の使い方」「価値観」「思考習慣」が変わらなければ、豊かさは得られないということ。
この本は、早ければ早いほど読む価値があると思います。
お金に関する基礎を見直したい人、家族や子どもに伝えたい人にもおすすめです。
🔚 まとめ
『お金の教養』は、単なるマネーハウツー本ではなく、「自分とお金の関係」を再構築するための教科書のような存在です。
「もっと稼げば幸せになれる」
そんな幻想を手放し、本当の意味での“お金の自由”に近づくための第一歩として、この本は大きなヒントを与えてくれました。
🎯 こんな人に読んでほしい!
- 年収は増えているのに、なぜか生活が苦しいと感じているあなた
- 子どもにお金の大切さをどう教えたらよいか悩んでいる親御さん
- お金の不安をなくしたいと本気で思っている人