
『No.1理論 お金儲け篇』を読んで|自分に足りなかった“お金を稼ぐ心”に気づかされた一冊
🪜 この本を手に取った理由
「お金を稼ぐことに、なぜか抵抗がある」
そんな思いが頭の片隅にずっとあった私は、“お金のマインドブロック”を解きたいというテーマのもと、本書『No.1理論 お金儲け篇』を手に取りました。
成功者はなぜ「お金を稼ぐこと」に対して真っすぐ向き合えるのか。その答えが、この一冊には凝縮されています。
読んでいくうちに、「今まで見ないふりをしていた自分」に気づき、ショックを受けつつも、同時に前に進むためのヒントが明確に見えてきました。
✅ 要点のまとめ
- 成功者には共通して「お金を稼ぐ心」がある
- 「必死でやる」と「本気でやる」はまったく違う
- ビジネスの本質は「お客様を喜ばせること」
- 成功者は「強欲であること」を肯定している
- 自分の「商売への本気度」が、すべてを決める
👤 こんな人におすすめ
- お金に対する罪悪感やブロックを抱えている人
- 仕事や商売に“本気で取り組めていない”と感じている人
- 成功したいけど、どこかで遠慮してしまっている人
- 自分を変える“本質的なきっかけ”を求めている人
📝 感想と学び(タイプ5視点)
私はエニアグラムでいうタイプ5(観察者タイプ)。理論や仕組みを深く知りたがる一方で、感情や欲望に関することを少し距離を置いて見てきたところがあります。
本書を読んで最も衝撃を受けたのは、「お金を稼ぐ心を持っているかどうか」という問いかけでした。まさに最近自分でもうっすらと感じていたテーマであり、「自分には、その心が弱いのではないか」という思いを突きつけられるような感覚でした。
また、「必死」と「本気」は違う――という指摘。私は「がんばっているつもり」であっても、それは“覚悟のない必死”だったのかもしれません。そして、本当の意味で「お客様を喜ばせること」に心を注げていただろうか…と考えさせられました。
さらに、「成功者には“強欲”が必要だ」というメッセージ。正直、これまでは“強欲”という言葉に対してネガティブな印象を持っていました。でも本書では、それが“本気で人生を変えたい人間のエネルギー源”であり、人の役に立つための強い動機となることを教えてくれます。
私は今まで、自分のなかの「お金を稼ぎたい」という気持ちに、正面から向き合ってきませんでした。でも、この本を読んでからは、その思いにフタをせず、「それでいいんだ」と肯定してあげられるようになりました。
🔚 まとめ
『No.1理論 お金儲け篇』は、お金を稼ぐためのテクニック本ではありません。むしろ、お金とどう向き合い、どう自分のマインドを整えるか――“人生そのもの”の姿勢を問う本でした。
とくに、「商売とはお客様を喜ばせることだ」という、基本中の基本を改めて心に刻めたこと。そして、「お金を稼ぎたい」と願う気持ちを素直に認めて良いのだということ。これらが、自分にとっての大きな転換点になりました。
これまで避けてきた“お金”というテーマに対し、これからは堂々と、自分らしく取り組んでいこうと思えた――そんなきっかけをくれた、良書です。
🎯 こんな人に読んでほしい!
- 自分には「お金を稼ぐ覚悟」が足りないのでは?と感じている人
- 自分のビジネスに本気になりたい人
- 「強欲=悪」だと思って、遠慮してきた人
- 自分の可能性にまだブレーキをかけている人すべてに。